トップメッセージ
日本重化学工業株式会社
代表取締役社長角掛 繁
当社は創立以来、
従業員とそのご家族、お客様、お取引様、地域・行政の皆様など、
多くの皆さまに支えられて成長してまいりました。
これまでのご協力に、改めて厚く御礼申し上げます。
この100年を超える当社の歴史を支え、創業者から受け継いだものは、
イノベーションを志す「パイオニア精神」と「チャレンジ精神」です。
創業からのDNAをしっかりと受け継ぎ、
現在は「合金鉄事業」、「機能材料事業」、「エネルギー環境事業」の、
3つのコアとなる事業を推進しております。
- 合金鉄
事業 - 機能材料
事業 - エネルギー
環境事業
- 合金鉄
事業 - 機能材料
事業 - エネルギー
環境事業
合金鉄事業
ブラジルの合弁会社では、電動車のモーターや電力網の変圧器などに使用される「特殊フェロシリコン」を生産、また、同国の子会社BOZEL社では「カルシウムシリコン」を生産し、いずれも、高品質と安定供給で、お客様の高い評価をいただいております。それぞれの合金鉄の製造工場では水力などの電力を使用し、「CLEAN & GREEN」な、環境に配慮した製品の提供に取り組んでおります。
機能材料事業
繰り返して充電できる環境に優しい民生用充電池や、今後さらに伸びが期待される電動車（EV、HV）用車載電池に使用される高性能な電池材料を生産しております。ニッケル水素電池用、リチウムイオン電池用ともに、当社の独自技術を見出し、需要家の皆様とともに電池性能の性能向上にチャレンジしております。また、資源の国内循環を目指した電池リサイクル事業では、使用済み車載電池から貴重なレアメタルを抽出回収し、お客様にご利用いただいております。
エネルギー環境事業
地熱発電は地産地消の国産エネルギー、脱炭素の切り札として、ますます期待が高まっております。当社は、日本初の地熱発電所（松川発電所）を建設したパイオニアとして、地熱資源調査から発電所の運営まで、ワンストップでご用命にお応えできる体制を整えております。
また、今注目されている「水素エネルギー社会」の実現は、当社の創業者の志す社会でもありました。当社は、「水素をもっと身近なものに」という思いで、より安全でコンパクトな「水素貯蔵システム」の活用を推進しております。
経営は「不易流行」といわれますが、当社の不易であります創業からの環境重視の姿勢は、今求められている新たなスタンダードであるESG経営にも当たります。
私たちは、ESG経営を基軸とし、DX（デジタルトランスフォーメーション）を取り入れた新たな技術改革にも取り組み、激動の時代のお客様の要望にお応えできる、一歩先行くオリジナリティのある提案力を磨いてまいります。
素材やサービスを通して世の中の人々の暮らしを支え続ける。地球規模での環境貢献を行う。そして、社員が誇りを持ち、明るく楽しく働くことができる元気な会社として、さらなる成長と企業価値の向上を目指し、役員、従業員一同、弛まぬ挑戦を続けてまいります。
