フェライトの使用方法
成形
金型に顆粒を流し込み、プレス機で押し固めます。
複雑な形状にするため、プレス後に切削加工する場合もあります。

焼成
1000~1300℃で焼き上げます。
500℃まででバインダーが分解して消失し、900℃以上でフェライト化反応が改めて進行し、緻密な結晶ができます。

巻線
銅線を巻き、インダクタやトランスなどの電子部品として完成します。フィルタやチップ部品のように、巻線をせずに使う部品も多数あります。電源回路やインバータ、基盤部品として電子機器に組み込まれていきます。
